持ち込みで着物買取をしてもらうのにはどんなメリットやデメリットがある？

着物買取には色々な選択肢がありますが、昔からよく行われている方法として知られているのが店頭への持ち込みです。
店頭に現物を持ち込んで買い取ってもらう方法にはどのようなメリットやデメリットがあるのかが気になる人もいるでしょう。
どんなやり方をしたら良いかで悩んでいる人のために具体的な特徴を紹介します。

持ち込み買取で着物を売るメリット

着物買取店に持ち込みで売るとどのようなメリットがあるのでしょうか。
他の売り方との比較して有利な点が何なのかをまずは明確にしておきましょう。

すぐに現金にできる

持ち込みで売る方法はすぐに現金にできるのが最大のメリットです。
不要になってしまった着物を処分したいと思ったときに、店頭に持っていけばその場で現金と交換してもらうことができます。
出張買取を利用すると出張に来てもらう日程を調整しなければならず、時間がかかってしまいがちです。
宅配買取の場合には宅配便で送ってから届くのに数日はかかり、お金の振り込みまでにも時間がかかる傾向があります。
即日でお金にできる場合が多いので、すぐに現金が欲しいときには持ち込みで着物を買い取ってもらうと良いでしょう。

すぐに処分できる

店頭に持ち込めばすぐに着物を処分できるのも魅力です。
引っ越しなどで明日にはもう処分してしまいたいという場合でもその日のうちに処分できるので安心です。

価格交渉をしやすい

持ち込みで買取を依頼すると価格交渉をしやすいのもメリットです。
他の店舗でいくらだったからもっと高く買い取ってくれないかなどといった形ですぐにその場で交渉を切り出せます。
目の前に品物があるので業者としても買い取りたい場合が多く、ある程度は交渉に応じてくれることも多いのが魅力です。

持ち込みの着物買取で売るデメリット

着物買取店に着物を持ち込んで売るのにはデメリットもあります。
代表的な問題点について理解して他の売り方と比較して決めるようにしましょう。

近くに店舗がないと大変

目と鼻の先に買取店があれば持ち込むのは簡単ですが、近くに店舗がないと大変になりがちです。
大変といっても色々な観点があるので少し細かく確認しておきましょう。

店舗に行くのに時間がかかる

持ち込むために店舗に行くのに時間がかかるという点で大変なのは明らかでしょう。
着物を売るためだけに朝に家を出て夕方に帰ってくるというような状況に陥ることもないわけではありません。
査定を受けている人が多いと査定結果を得られるまでに何時間もかかることもあります。

店舗への往復に費用がかかる

店舗が遠ければ遠いほど往復の交通費も大きくなってしまいます。
車で店舗まで行く場合にはガソリン代だけで済めば良いものの、高速料金までかかる可能性もあるでしょう。
買い取ってもらって現金にしたけれど、トータルでは損をしてしまったという状況に陥るリスクもあります。

相見積もりをする手間が大きくなる

近くに店舗がないのに持ち込みで買い取ってもらおうとすると相見積もりも大変です。
あちこちに行く必要が生じるので出張査定で相見積もりをするのに比べて手間がかかります。
業者間で価格を比較すればもっと高く売れるかもしれないけれど、大変だから諦めようと思ってしまう可能性もあります。

運ぶ間に価値が低下するリスクがある

着物を持ち込みで買い取ってもらう方法は品質低下のリスクがあるのもデメリットです。
運んでいる間に折り目がついてしまったり、高温多湿な環境にさらされて劣化してしまったりするリスクがあります。
運ぶ間も気を遣わなければならないということは念頭に置いておきましょう。